猫はしっぽで気持ちがわかると聞いたのですが…
猫の気持ちが知りたいです。
こういった疑問にお答えします。
- この記事はこんな人におすすめ
- しっぽの動きで猫の気持ちが知りたい
- しっぽの役割りが知りたい
- この記事を書いている人
猫のしっぽって、いろいろな動きをしていて不思議ですよね?
私もしっぽの動きの意味を知りたいと思っていたのですが、自分の思い込みで解釈し、はっきりとは知らないまま一緒に過ごしていました。
先日いろいろ調べて、しっぽの動きの意味がわかったのでご紹介したいと思います。
この記事を読むことで、しっぽから発信している猫の気持ちを読み解くことができると思います。
それでは、さっそく見ていきましょう。
しっぽの動きでわかる猫の気持ち9選
猫は言葉を話せない代わりにしっぽで気持ちをあらわしています。
猫の気持ちの分かるしっぽの9つの動きをご紹介いたします。
①ピンと上向に立てている
猫がしっぽをピンと上向に立てているのは
- 機嫌がよい
- 嬉しい
- 信頼
- 甘え
- おねだり
- 仲間同士の挨拶
など、気分がよいときです。
子猫の頃は
- 母猫に甘えるとき
- 排泄物を舐めてもらうとき
にしっぽをピンと立てていたようです。
母猫のように親しみを感じている相手に近づくときは、自然としっぽが立ちます。
飼い主さんのそばにしっぽを立てて寄ってくるのは親愛の証なんですね。
②真上に立てて、先だけ少し曲げている
しっぽを真上に立てて、先だけ少し曲げているのは、かまって欲しい時です。
声をかけたり、撫でたり、一緒に遊んであげましょう。
③小刻みに振る
しっぽを小刻みに振るのは、目の前に何か興味を引くものを見つけたときです。
好奇心が働いて、ちょっと興奮している状態です。
窓の外を見ながらしっぽを小刻みに振っているときは、外で飛んでいる鳥や虫を見つけて興奮し、少し戦闘モードに入っています。
見かけたら、そっとしておいてね。
一方で、真上に立てて左右に細かく震わせるのは、うれしいときです。
④しっぽがだらりとしている
しっぽに力が入ってなく、自然にだらりと下がっているのは
- 平常心
- リラックス
- 平静
のような落ち着いた精神状態を表しています。
その一方で
- しょんぼりしているとき
- 体調がわるいとき
などの理由も考えられるそうです。
⑤しっぽを激しく左右に振る
激しくバタバタと床にたたきつけるようにしっぽを振ったり、根元からブンブンと左右に強く振っているときはイライラしている状態です。
我が家では、触り続けているとこの状態になることがあります。
それでもしつこく触っていると、ケリケリされてガブリと噛まれます。
⑥しっぽをゆっくり左右に揺らす
猫がゆらゆらとしっぽを左右に揺らしているときは
- 目の前のものに興味があるとき
- 自分に注目してほしいとき
のように好奇心が働いていたり、かまってほしかったりの気分のときです。
一方で、しっぽの先だけ揺らしているのは、ぼんやりしているときです。
しっぽを下にたらして左右に振っている動きは、獲物に飛びつこうとしているときに見られます。
⑦しっぽの毛が逆立ち膨らんでいる
しっぽの毛がボワっと膨らんで大きくなったときは
- 恐怖
- 相手を威嚇
- 大きな音に驚く
- 極端な緊張
のような、怒りや驚きの状態です。
タヌキのようなしっぽになります。
⑧しっぽを足に巻き込んでいる
しっぽを足に巻き込んでいるときは、恐怖や警戒している時です。
大きな動物や音に出くわした時は、尻尾を足に巻き込み、頭に耳をつけ自分を小さくします。
これは相手に自分の負けを認め、降参している姿を見せ「私の負けだから攻撃しないで」とアピールしているのだそうです。
⑨しっぽを体に巻きつけているとき
しっぽを体に巻きつけているときは、恐怖を感じて少し緊張感が高まっているときです。
しっぽの役割
猫のしっぽは
- ジャンプしたり走ったりする時バランスを取る
- 高いところから飛び降りる時バランスを取る
- 子猫の猫じゃらしとして、大人の猫がわざとしっぽを振って遊ばせる
- 母猫がしっぽをピンと立てて、子猫の先頭に立ち誘導する
- 感情を表す部分
このような役割をしています。
まとめ:しっぽの動きは猫の感情の変化に比例する
今回は、猫のしっぽの動きはどんな意味があるのかを紹介してきました。
猫はしっぽでいろんな感情表現をしているんですね。
猫のしっぽの動きは気分の変化の大きさに比例しているようです。
ちょっとした動揺なら、しっぽは少し動き、興奮してきたら大きく動く。
これだけでも理解していたら、その時の猫の気分はわかりますね!
しっぽから、愛猫の気分を少しでも理解して仲良く過ごしていきたいです。
「猫の体のしくみ」を理解できる記事もあります。
この記事が少しでも参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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